アルトサックスのコンクール一覧|開催日・出場資格・参加費・難易度まとめのメインビジュアル

アルトサックスのコンクール一覧|開催日・出場資格・参加費・難易度まとめ

「サックスでコンクールに出てみたいけれど、どこにどんな大会があるのかわからない」——そんな声をよくいただきます。このページでは、アルトサックスで出場できる国内のコンクール16大会について、直近2年の開催日・次回の開催日・出場資格・参加費(出場費)・伴奏の依頼可否・もらえる賞・開催地域・難易度を、まとめて確認できるように整理しました。

■ 掲載内容についてのご注意

本ページの内容は調査日:2026年8月16日執筆日:2026年8月16日時点で、各コンクール主催者が公表していた情報にもとづいて作成しています。

開催日・会場・出場資格・参加費・課題曲・賞などは予告なく変更される場合があります。また「次回開催日」の欄には、主催者が未発表のため過去の開催実績から推測した日程を含みます(推測の場合はその旨を明記しています)。

お申し込みの際は、必ず各コンクール事務局の公式サイトおよび最新の募集要項でご確認ください。当教室では個別のコンクールに関するお問い合わせにはお答えできかねますので、あらかじめご了承ください。

このページの目次

まずは早見表で比較する

 「自分の年齢で出られるか」「予選に行かなくても動画で出せるか」「いくらかかるか」の3点で見ると、候補はぐっと絞り込めます。まずは下の早見表で当たりをつけ、気になる大会だけ「続きを読む」で詳細をご覧ください。

コンクール名 主な対象 予選方式 本選の開催地 難易度
ジュニア・サクソフォーンコンクール中学生・高校生(19歳未満)録音・動画審査東京/神奈川★★★★☆
横浜国際サクソフォーンコンクールジュニア/一般動画審査神奈川★★★★☆
ナゴヤサクソフォンコンクール中学生以下〜一般・U25録画審査愛知★★★☆☆
Kサクソフォーンコンクール小中学生〜一般・アマチュアホール/動画 選択可東京★★☆☆☆〜★★★★☆
日本管打楽器コンクール38歳以下(プロ志望)ホール審査東京★★★★★
日本ジュニア管打楽器コンクール小学生・中学生・高校生音源審査(非公開)神奈川★★★☆☆
全日本管楽コンクール小学生〜一般プロ(8部門)動画提出のみ千葉★★☆☆☆
管楽器コンクール in 神戸12歳以下〜一般(アマチュア)予選なし兵庫★☆☆☆☆
日本クラシック音楽コンクール未就学児〜一般(8区分)ホール審査(全国)全国各地★★☆☆☆〜★★★★☆
全日本ジュニアクラシック音楽コンクール就学前〜大学生ホール審査(全国39会場)全国各地★★☆☆☆
大阪国際音楽コンクール幼児〜大人/プロ・アマ音源審査+地区本選全国10会場★★★☆☆
あおによし音楽コンクール奈良小学生〜一般最上級ホール審査奈良/大阪/東京★★☆☆☆
■ 難易度の目安について

★の数は、出場者の平均的なレベル・課題曲の難度・予選通過率などから当教室が独自に設定した目安です。公式なランク付けではありません。

★☆☆☆☆=はじめての1回目に向く/★★☆☆☆=レッスンで習った曲でチャレンジできる/★★★☆☆=全国のサックス経験者と競う/★★★★☆=音楽科・音大受験レベル/★★★★★=プロの登竜門

サックス専門のコンクール(4大会)

 サクソフォンだけを対象にした専門コンクールです。審査員がすべてサックス奏者なので、講評が具体的で実践的なのが最大のメリット。将来サックスを本格的に続けたい方は、まずここを目標にすると軸が定まります。

① ジュニア・サクソフォーンコンクール(日本サクソフォーン協会)

 国内のジュニア向けサックス専門コンクールとして最も歴史と権威のある大会です。過去の上位入賞者からは、現在プロとして活躍するサクソフォニストが数多く輩出されています。予選は録音・動画審査なので、全国どこからでも第一関門に挑戦できます。

主催一般社団法人 日本サクソフォーン協会
直近2年の開催日第27回 本選 2025年1月12日(日)/会場:スペースDo(東京都新宿区・管楽器専門店ダク地下)
第28回 本選 2026年1月12日(月)/会場:昭和音楽大学(神奈川県川崎市)
※第28回は予選申込が2025年11月16日〜11月22日でした
次回の開催日未発表(2026年8月時点)
過去の実績から2027年1月中旬の開催と推測されます。予選申込は前年11月中旬が目安です。
出場要件19歳未満のサクソフォン奏者(大学生は除く)
・中学生部門:中学生。小学生も出場可
・高校生部門:高校生、または高校卒業後1年以内
※サクソフォンの種類は問いません(アルト以外でも可)
審査方式・課題曲予選:録音・動画による自由曲審査/本選:公開の実演審査
予選は中学生以下部門5分以内・高校生部門7分以内、本選は中学生以下部門8分以内・高校生部門15分以内(第25回大会実績)
参加費(出場費)要確認。募集時期に公式サイトで発表されます。
伴奏の依頼公式伴奏者の制度なし。予選・本選ともにピアニストが必要な場合は各自でご用意ください。ピアノが必要な楽曲では、原則ピアノを入れて演奏する規定です。
もらえる賞金賞・銀賞・銅賞(各数は年により変動)
各部門の最優秀者に「阪口賞」
最優秀者はジャパン・サクソフォーン・フェスティバルでの披露演奏に出演
開催地域東京都・神奈川県(回により変動)
難易度★★★★☆ サックス専門のジュニア最高峰。デザンクロ、トマジ、ウェニャンなど本格的なレパートリーで争われます。

② 横浜国際サクソフォーンコンクール

 2026年に第1回が開催された新しい国際コンクールです。アドルフ・サックス国際コンクール入賞者が審査員に名を連ね、第1回から日本・アジア・ヨーロッパ各地の奏者が参加しました。ジュニア部門があるのが大きな特徴です。

主催横浜国際サクソフォンコンクール実行委員会(後援:一般社団法人 日本サクソフォーン協会)
直近2年の開催日第1回 2026年開催・終了済
応募期間 2026年5月1日〜6月1日(審査用動画の提出締切 6月20日)
会場:神奈川県立音楽堂(横浜市)
次回の開催日未発表(2026年8月時点)
第1回の終了報告で「また次回この横浜の地で」と継続開催の意向が示されています。第1回と同じ流れであれば2027年春の募集・初夏の本選と推測されます。
出場要件一般部門/ジュニア部門の2部門。国籍不問。
一般部門は第一次〜第三次予選+本選、ジュニア部門は動画予選+本選という構成です。
※各部門の年齢区分は次回要項でご確認ください。
審査方式・課題曲一次予選は動画審査。委嘱作品を課すラウンドがあります。
参加費(出場費)要確認(次回要項の発表待ち)
伴奏の依頼第1回では公式伴奏者が置かれました。依頼の可否・料金は次回要項でご確認ください。
もらえる賞各部門 第1位〜第5位
委嘱作品特別賞(新曲賞)
開催地域神奈川県(横浜市)
難易度★★★★☆ 第1回から海外勢が多数参加。審査員は齊藤健太氏(アドルフ・サックス国際コンクール第1位)、小澤瑠衣氏(同第2位)、大和田雅洋氏、本堂誠氏ほか。

③ ナゴヤサクソフォンコンクール

 全部門の予選が録画(動画)審査なので、遠方にお住まいでも気軽に第一歩を踏み出せます。中学生以下部門から一般アマチュア部門、U25若手演奏家部門、アンサンブル部門まで幅広く、副賞や賞金が充実しているのも魅力です。

主催ナゴヤサクソフォンコンクール事務局
直近2年の開催日第12回
・予選(録画審査・非公開):2025年12月15日 締切
・U25若手演奏家部門 2次予選:2026年2月14日(土)一般公開
・全部門 本選:2026年2月15日(日)一般公開
・会場:名古屋音楽大学 成徳館12階
次回の開催日未発表(2026年8月時点)
過去の実績から2027年2月中旬に本選、予選申込締切は2026年12月中旬と推測されます。
出場要件・中学生以下部門(5分以内の自由曲)
・高校生部門(7分以内の自由曲)
・一般(アマチュア)部門(7分以内/職業演奏家・音大在学生/卒業生は不可)
・アンサンブルU18部門(高校生以下・7分以内)
・アンサンブル部門(10分以内・プロアマ不問・2〜8重奏)
・U25若手演奏家部門(本選日時点で25歳以下かつ音楽大学等の在学生・卒業生またはそれに準ずる方)
※全部門サクソフォンの種類は問いません
審査方式・課題曲予選はYouTube限定公開などによる録画審査(編集禁止・定点録画)。全部門自由曲で、部分カット可。予選と本選で違う曲でも構いません。
U25若手演奏家部門の本選のみ、オーケストラスタディ(ラフマニノフ/交響的舞曲 第1楽章)が課されます。
参加費(出場費)中学生以下・高校生部門:予選 5,000円+本選 6,000円
一般(アマチュア)部門:予選 6,000円+本選 11,000円
U25若手演奏家部門:予選 6,000円+2次予選・本選 18,000円
アンサンブル部門:予選 1名につき5,000円+本選 1名につき6,000円(U18は5,000円)
※第12回の実績
伴奏の依頼公式伴奏者に依頼できます(伴奏依頼料 15,000円)。U25部門は2次審査・本選込み。
※申込は予選エントリー時のみ。予選結果通知後の新規依頼は不可
※全部門の予選、中学生以下・一般部門の本選、無伴奏曲を選んだ場合は伴奏なしでの演奏も可能です
もらえる賞各部門の入賞者に賞状、第1位受賞者に記念の盾
副賞:中学生以下部門・高校生部門=QUOカード各10,000円分/一般部門=賞金20,000円/アンサンブルU18=20,000円/アンサンブル=30,000円/U25若手演奏家=100,000円
総合グランプリ「堀江賞」=賞金100,000円(全入賞者から1名)
各部門入賞者は入賞者披露コンサートへの出演資格。U25本選出場者からは聴衆賞も選出
開催地域愛知県(名古屋市)/予選は全国どこからでも参加可
難易度★★★☆☆ 全国のサックス経験者が集まりますが、自由曲で部門も細かく分かれているため挑戦しやすい大会です。

④ Kサクソフォーンコンクール(K音楽コンクール)

 予選・本選ともに動画審査を選べるのが最大の特徴で、一度も会場へ行かずに完結させることも可能です。年齢制限がなく小中学生から一般・アマチュアまで対応し、次回(第13回)の日程が既に確定・公表されています

主催一般社団法人 K国際コンクール(K音楽コンクール)
直近2年の開催日第11回 予選ホール審査 2025年2月24日(月・祝)/本選ホール審査 2025年3月30日(日)
第12回 予選ホール審査 2026年2月23日(月・祝)/本選ホール審査 2026年3月22日(日)
会場:いずれもK東銀座コンサートホール(東京都中央区築地)
次回の開催日確定・発表済
第13回 予選ホール審査:2027年2月28日(日)/本選ホール審査:2027年3月14日(日)
予選申込・動画提出締切:2027年2月2日(火)/本選動画提出締切:2027年3月2日(火)
会場:K東銀座コンサートホール
出場要件年齢制限なし。
Aソロ:①小中学生 ②高校生 ③大学(大学院・専攻科・研究科を含む、または音楽大学進学を目指す方) ④一般(一般の音楽家・年齢不問)
Bアマチュア:年齢・学年問わず
審査方式・課題曲自由曲・10分以内(時間内であれば複数曲可、自作曲は不可)。予選と本選で曲が重複しても構いません。
ホール審査部門と動画審査部門があり、「予選は動画・本選はホール」といった組み合わせも可能です。録音された伴奏音源に乗せて演奏することもできます。
参加費(出場費)ホール審査部門・動画審査部門とも
予選(審査員コメントあり):19,800円(税込)
本選(審査員コメントあり):19,800円(税込)
※演奏時間の延長は1分あたり1,100円(税込)
※入場料 当日券2,000円(出場者・伴奏者・譜めくりは不要。中学生以下の出場者は同伴者1名まで無料)
伴奏の依頼当コンクールの伴奏員に依頼できます。依頼料などの詳細は公式サイトの共通応募要項をご確認ください。無伴奏や録音伴奏での出場も可能です。
もらえる賞第1位〜第5位、優秀賞、奨励賞など
受賞者演奏会への参加資格・賞状授与
グランプリコンクールへの参加権
開催地域東京都(動画審査なら全国どこからでも)
難易度★★☆☆☆〜★★★★☆ 小学校高学年の部から音大生中心の大学・一般の部まで、区分によって幅があります。

管楽器のコンクール(4大会)

 サックスに限らず管楽器全般を対象とした大会です。吹奏楽部で活動している方にとっては、部活の延長線上で挑戦しやすいのが特徴。プロの登竜門から、はじめての1回目に最適な大会まで幅があります。

⑤ 日本管打楽器コンクール(通称「管打コン」)

 管楽器・打楽器の国内最高峰とされるコンクールです。第1位入賞者には文部科学大臣賞・東京都知事賞が、特別大賞受賞者には内閣総理大臣賞が授与されます。サクソフォーン部門は3年に1度の開催という点に注意が必要です。

主催公益財団法人 日本音楽教育文化振興会
直近2年の開催日サクソフォーン部門は毎年開催ではありません。12楽器から毎年4部門を選んで開催するローテーション制で、各楽器はおよそ3年に1度回ってきます。
直近のサクソフォーン部門:
・2022年 第37回(8月・尚美ミュージックカレッジ専門学校/東京都文京区)
・2025年 第40回(8月・尚美ミュージックカレッジ専門学校/東京都文京区)
※2026年 第41回はオーボエ・クラリネット・トランペット・マリンバの4部門でした
次回の開催日未発表(2026年8月時点)
3年周期のローテーションから2028年 第43回でのサクソフォーン部門開催が有力と推測されます。開催要項は例年3〜4月に発表、受付は5月上旬〜6月上旬、開催は8月です。
出場要件年齢制限38歳以下(2025年第40回は1987年4月2日以降に出生の方が対象)。
ただし本コンクールで過去に第1位に入賞した方は参加できません。
審査方式・課題曲第1次予選・第2次予選・本選の3段階。すべて課題曲・選択曲制です。
2025年サクソフォーン部門の例:1次=E.ボザ「12の練習曲」より No.1・No.4/2次=シューベルト「アルペジョーネ・ソナタ」第1楽章+選択曲(オルブライト、デニゾフ、ドクリュック、デザンクロなど)
予選・本選はすべて一般無料公開されます。
参加費(出場費)35,000円(税込・2026年第41回の実績)
※参加料はいかなる理由でも返金されません
伴奏の依頼ピアノ伴奏者は各自で手配します。申込時に伴奏者を登録し、変更する場合は締切までに伴奏者変更申請フォームからの申請が必要です(2026年の変更締切は7月29日でした)。
もらえる賞内閣総理大臣賞(特別大賞受賞者)
文部科学大臣賞(各部門第1位入賞者)
東京都知事賞(各部門第1位入賞者)
・特別大賞演奏会 聴衆賞
・各部門ごとの賞金
開催地域東京都・神奈川県の音楽大学/専門学校が会場
難易度★★★★★ 音大生・音大卒業生・プロ志望者が中心の大会です。年齢制限があるため小中高生は対象外ですが、「いつかここへ」という長期目標として意識しておく価値のある大会です。

⑥ 日本ジュニア管打楽器コンクール

 上の「管打コン」と同じ主催団体による小・中・高校生向けの全国大会です。予選・本選ともに5分以内の自由曲で、参加者全員に積極的な講評が送られます。次回(2027年・第29回)の日程が既に発表済みです。

主催公益財団法人 日本音楽教育文化振興会
直近2年の開催日第27回(2025年)
・予選考会(非公開・音源審査):2025年2月15日〜16日
・本選考会(公開審査):3月24日〜29日/サクソフォーンは3月25日(火)
・会場:尚美ミュージックカレッジ専門学校 バリオホール(東京都)

第28回(2026年)
・本選考会:2026年3月23日〜28日/サクソフォーンは3月25日(水)
・会場:昭和音楽大学 ユリホール(神奈川県川崎市)
・予選考会参加費の振込期限は2026年1月29日でした
次回の開催日確定・発表済(2026年7月23日に開催要項を掲載)
第29回(2027年)本選考会 ソロ部門
・2027年3月22日(月)フルート・ホルン・ユーフォニアム
・2027年3月23日(火)トランペット・テューバ・オーボエ・ファゴット
2027年3月24日(水)クラリネット・サクソフォーン
・2027年3月25日(木)トロンボーン・マリンバ・パーカッション
アンサンブル部門:3月26日(金)打楽器の部・金管の部/3月27日(土)木管の部
会場:昭和音楽大学 ユリホール(神奈川県川崎市)
出場要件小学生コース・中学生コース・高校生コース
ソロ部門とアンサンブル部門(三重奏〜十重奏)
※受付期間の時点で小学6年生は小学生コース、中学3年生は中学生コース、高校3年生は高校生コースの資格があり、予選通過すれば3月下旬の本選考会に参加できます
審査方式・課題曲予選考会・本選考会とも自由曲。演奏時間は全コース5分以内(超過は失格)。
予選考会と本選考会は同じ曲目で参加します。
参加者には予選・本選とも積極的な講評および感想が送られます。
参加費(出場費)予選考会:1名(アンサンブル部門は1団体)15,000円
本選考会:予選通過者は別途 15,000円
※第28回(2026年)の実績
伴奏の依頼要確認。公式要項でご確認ください。演奏時間が5分以内と短いため、無伴奏作品や伴奏なしで完結する曲を選ぶ参加者も多い大会です。
もらえる賞各楽器・各コースごとに金賞・銀賞・銅賞
文部科学大臣賞(全部門から選出)
開催地域神奈川県(川崎市)/予選考会は音源審査のため全国どこからでも参加可
難易度★★★☆☆ 小学生から参加でき、5分以内の自由曲という条件は取り組みやすい一方、全国から吹奏楽強豪校の生徒が集まります。「自由曲・5分」という制約は、まさに吹奏楽部のソロコンテストと同じ感覚で準備できます。

⑦ 全日本管楽コンクール

 予選が完全に動画提出のみという、現代的で挑戦しやすいコンクールです。小学生からプロまで8部門に細かく分かれており、アマチュアとプロが同じ土俵で戦わない設計になっているのが安心できるポイントです。

主催日本音楽協会
直近2年の開催日2026年大会
・予選 エントリー/動画提出期間:2026年1月5日(月)〜2月15日(日)
・予選 結果発表:2026年2月28日(土)
・全国大会 エントリー期間:予選結果発表後〜2026年3月31日(火)
・全国大会:2026年5月3日(日)・5月4日(月・祝)
・会場:J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(千葉県浦安市)
次回の開催日未発表(2026年8月時点)
例年の流れから2027年1月〜2月に動画提出、2月下旬に予選結果発表、5月上旬に全国大会と推測されます。
出場要件サックスを含む全8楽器種別。年齢は大会年の1月1日時点で判定します。
部門:小学生/中学生/高校生/大学生・院生/アマチュアU30/アマチュアO31/一般プロU30/一般プロO31
審査方式・課題曲予選は動画審査のみ、全国大会は会場演奏。2ステージ制で丁寧に審査されます。
参加費(出場費)要確認(公式サイトの募集要項でご確認ください)
伴奏の依頼要確認。予選は動画提出のため、伴奏音源の使用可否を含めて公式要項でご確認ください。
もらえる賞各部門の順位・賞状・楯
採点票が後日郵送されます(レターパック持参)
指導者賞
開催地域千葉県(浦安市)/予選は全国どこからでも参加可
難易度★★☆☆☆ 部門が細かく分かれ、予選が動画のみのため、「まず全国レベルの講評をもらってみたい」という段階の方に最適です。

⑧ 管楽器コンクール in 神戸(KOSMA)

 1995年の阪神淡路大震災からの復興を記念して続けられているアマチュア向けのコンクールです。予選なしの本選一発勝負・自由曲・暗譜不要という条件で、「小さなミスにこだわらず、チャレンジする意欲に拍手を送る」という理念を掲げています。12歳以下クラスがあり、はじめてのコンクールとして国内屈指の挑戦しやすさです。

当教室の生徒さんの出場の様子

TOKYOミュージックカラー音楽教室では、実際に生徒さんがこのコンクールに出場しています。小学生でも堂々とステージに立てる雰囲気の大会です。

正式名称阪神淡路大震災復興記念 アマチュア管楽器コンクール in 神戸
主催・後援主催:神戸市立東灘区文化センター
後援:兵庫県/神戸市/兵庫県教育委員会/神戸市教育委員会/公益財団法人兵庫県芸術文化協会/兵庫県吹奏楽連盟/神戸市吹奏楽連盟/KOSMA
直近2年の開催日第29回 2025年11月23日(日)
第28回 2024年11月
会場:いずれも 神戸市立東灘区文化センター うはらホール(兵庫県神戸市)
次回の開催日確定・発表済
第30回 2026年11月22日(日)
会場:神戸市立東灘区文化センター うはらホール
受付期間:2026年9月1日〜10月1日(消印有効)/応募多数のときは先着順で締切が繰り上がります
進行時間の決定・通知は11月5日頃
出場要件アマチュア=管楽器の演奏で生計を立てていない方が対象です。
ソロ部門:12歳(小学生)以下クラス/15歳(中学生)以下クラス/18歳(高校生)以下クラス/一般クラス/音楽専攻クラス/悠々クラス(満50歳以上・審査対象外)
デュオ部門:2人1組・無伴奏
※音楽専攻クラスは大学院・専攻科・学部・短期大学・専門学校の音楽専攻(教育音楽・音楽コースを含む)の在籍生・卒業生、および音楽を専門的に学んでいる方
※満50歳以上の方は一般・音楽専攻・悠々から1クラスを選択
※同一楽器での重複出場は不可
審査方式・課題曲予選なし・本選のみ。自由曲。暗譜不要。
演奏時間はクラスにより5〜7分以内(入退場を含む)。長い曲はカット可、短い曲は複数曲可。規定時間を超えたらベルでお知らせがありますが、審査には関係しません
出場順は主催者の抽選で決定します。
参加費(出場費)クラスおよびKOSMAメンバー区分によって異なります。
小中高生クラスはおおむね13,000〜18,000円、一般・音楽専攻クラスはおおむね17,000〜22,000円が目安です。デュオ部門でメンバー以外を含む場合は22,000円。
正確な金額は必ず公式サイトの最新要項PDFでご確認ください。
伴奏の依頼公式伴奏者に依頼できます(申込時に別途伴奏譜を送付)。伴奏依頼料はおおむね10,000〜13,000円が目安です。
無伴奏での出場、伴奏者をご自身で手配しての出場も可能です(伴奏はプロ・アマを問いません)。
※伴奏の譜めくりは出場者が手配してください
もらえる賞金賞・銀賞・銅賞(各若干名/賞状)
兵庫県知事賞(楯と賞状・1名)
神戸市長賞(楯と賞状・1名)
神戸市教育長賞(楯と賞状・1名)
公益財団法人兵庫県芸術文化協会賞(楯と賞状・1名)
伴奏賞(楯と賞状・1名)
開催地域兵庫県(神戸市東灘区・JR住吉駅ほか)
※申込書に「ご自宅からJR住吉駅までの所要時間」を記入する欄があり、遠方からの出場にも配慮された運営がなされています
その他入場無料(要整理券)。出場者は併催の「風としらべ♪コンサート」の出演費が30%割引になります。
2026年の審査員:大森美希氏(オーボエ/京都市立芸術大学卒・宝塚ミュージックリサーチ講師)、三窪毅氏(トロンボーン/日本センチュリー交響楽団)
難易度★☆☆☆☆ はじめてのコンクールに最もおすすめです。予選がなく、暗譜も不要で、自由曲。小学生でも県知事賞・市長賞といった公的な賞を目指せる、非常に貴重な大会です。

総合音楽コンクールのサックス部門(4大会)

 ピアノ・弦楽器・声楽なども含む総合コンクールの木管楽器部門としてサックスで出場するパターンです。会場が全国各地にあり、居住地から近い会場を選べるのが大きなメリット。年齢区分も細かく、未就学児から出られる大会もあります。

⑨ 日本クラシック音楽コンクール(通称「クラコン」)

 国内最大級のクラシック音楽コンクールで、2026年度は全国298イベントを展開。木管楽器部門にサクソフォーンが含まれます。居住地に関係なく全国の会場から自由に選べるため、遠方の方でも参加しやすい仕組みです。

主催一般社団法人 日本クラシック音楽協会
直近2年の開催日毎年開催。予選(夏)→ 本選(秋)→ 全国大会(冬)の3段階で、会場ごとに日程が設定されます。
2026年度は第36回大会として、ピアノ・弦楽器・木管楽器・金管楽器・打楽器・声楽の6部門で開催されました(ハープ部門は2027年開催予定)。
次回の開催日次年度(第37回)の参加要項は例年4月1日頃に公開されます。各会場の日程は公式サイトの「申し込み/開催日程」ページで随時更新されます(追加会場の発表もあります)。
出場要件未就学児から一般まで8つの年齢区分。
申し込みできる会場数に制限はなく、居住地に関係なく該当部門のある全会場から選択できます。1会場以上で合格すれば次の選考に進めます(合否に関係なく申し込んだ会場はすべて参加可能)。
※兄弟姉妹での参加や同じ会場で複数部門に参加する場合は、別々のメールアドレスで会員登録が必要です
審査方式・課題曲課題曲なし・自由曲。申込時の分数制限もありません。短い1曲のみでも、2〜3曲の組み合わせでも申し込めます。楽曲・楽章・組曲・変奏の抜粋も可能です。
審査は点数制(審査員1人90点満点)で、最高点と最低点をカットした平均点で判定します。
・予選:70点以上で合格
・本選:80点以上で合格(優秀賞)
・全国大会:86点以上で入賞(第1位〜第5位)
人数制限やパーセンテージによる足切りはなく、基準点に達しているかどうかの審査です。
参加費(出場費)要確認(年度の参加要項でご確認ください)
伴奏の依頼要確認。伴奏の手配については公式要項の「演奏順・セッティング」等をご確認ください。
もらえる賞全国大会:第1位〜第5位
本選:優秀賞
全国大会出場者:入選として表彰
入賞者披露演奏会への出演権
優秀指導者賞(部門・部に関係なく2名以上の入賞者、または3名以上の全国大会出場者を指導した先生へ)
予選・本選では審査員直筆の講評用紙が交付されます(全国大会は点数のみ)
開催地域全国各地(会場は自由に選択可)
難易度★★☆☆☆〜★★★★☆ 年齢区分によって幅がありますが、「まず予選通過(70点)を目標にする」という段階的な設計なので、目標設定がしやすいコンクールです。

⑩ 全日本ジュニアクラシック音楽コンクール(TIAA)

 就学前児童から大学生までを対象としたコンクールで、予選は全国39会場で開催されます。全ステージで審査員全員が直筆の講評を手渡ししてくれるフィードバックの手厚さと、サントリーホール ブルーローズでの披露演奏会・ウィーン公演出演権という副賞が魅力です。

主催一般社団法人 東京国際芸術協会(TIAA)
直近2年の開催日毎年開催。予選(初夏〜夏)→ 本選(夏〜秋)→ 全国大会(冬〜翌春)。
2026年度は第51回大会。予選は全国39会場で開催され、たとえば兵庫会場は2026年7月4日(土)西神中央ホール、本選会場も全国各地に設定されています。
次回の開催日次年度(第52回)の要項は例年春に公開されます。会場ごとの日程・締切は公式サイトの「予選開催日程」「本選開催日程」ページでご確認ください。
※応募人数により、開催時刻・会場の変更、締切日より前の締切があります
出場要件就学前児童〜大学生。部門はピアノ・ヴァイオリン・チェロ・フルート・木管楽器・金管楽器・声楽・作曲(サックスは木管楽器部門)。
学年の算出は予選参加時とします。
※作曲室内楽部門を除き、すべてソロの部門です
審査方式・課題曲課題曲なし・自由曲制。今レッスンで取り組んでいる曲や、過去に演奏したことのある曲でも応募できます。
全ステージで審査員全員が各参加者に直筆の講評を手渡します。
参加費(出場費)要確認(年度の募集要項でご確認ください)。クレジットカード決済・銀行振込・コンビニ決済が利用できます。
伴奏の依頼要確認(募集要項でご確認ください)
もらえる賞全国大会:グランプリ、第1位〜、入賞・入選
予選:本選出場の権利、予選合格証/本選:全国大会出場の権利、本選合格証、成績優秀者に本選優秀賞メダル
副賞:サントリーホール ブルーローズでの入賞者披露演奏会への出演/東京国際芸術協会企画の「コンクール入賞者によるウィーン公演」出演権利(中学生以下にはツアー代金の助成あり)/ウィーン国立音楽大学マスタークラス等の学費免除推薦/演奏家会員登録
優秀指導者賞・最優秀指導者賞・新人優秀指導者賞
開催地域全国各地(予選39会場)
難易度★★☆☆☆ 自由曲制で門戸が広く、はじめての「予選→本選→全国大会」を体験するのに適しています。一方で高校生・大学生の部はプロを目指す層の登竜門として知られています。

⑪ 大阪国際音楽コンクール

 幼児から大人まで、プロからアマチュアまで参加できる国際コンクールです。管楽器(木管)部門があり、年齢別カテゴリーに分かれています。ウィーン国立音楽大学教授が芸術監督を務め、地区本選は全国10会場から選べます。

主催大阪国際音楽振興会
直近2年の開催日第27回(2026年)
・参加申込受付開始:2026年4月1日(水)
・地区本選:2026年8月6日〜9月1日
・ファイナル:2026年10月3日〜10月11日
・グランドファイナル(ガラコンサート):2026年10月13日
会場例:北日本新聞ホール(富山)、ムラマツリサイタルホール新大阪、三鷹市芸術文化センター、横浜みなとみらいホール、神戸市立東灘区文化センター(うはらホール)、広島市南区民文化センター、アクロス福岡、阿倍野区民センター、高槻城公園芸術文化劇場、品川区立五反田文化センター
次回の開催日次回(第28回)は未発表(2026年8月時点)。
例年の流れから2027年4月受付開始、夏に地区本選、秋にファイナルと推測されます。
出場要件管楽器部門に木管と金管があり、年齢別に複数のカテゴリー(Age-J、Age-U など)に分かれています。幼児から大人、プロからアマチュアまで参加可能で、ユース部門・アマチュア部門も設けられています。
居住地に関係なく2地区まで応募できます(地区本選参加料は2地区分必要)。
審査方式・課題曲予選の音源審査(Section Iのみ)→ 地区本選 → ファイナル → グランドファイナル(ガラコンサート)。地区本選は自由曲です。
参加費(出場費)5,000円〜50,000円(部門・年齢により異なる)
オンライン(PayPal)決済または郵便振替
伴奏の依頼要確認(募集要項でご確認ください)
もらえる賞各部門の順位・入賞・入選
グランドファイナル=ガラコンサートへの出演
マスタークラス受講の機会
開催地域全国10会場(大阪・東京・神奈川・兵庫・富山・広島・福岡など)。海外地区本選(ウィーン・ソウル・中国)もあります。
難易度★★★☆☆ 国際コンクールの体裁ですが、アマチュア部門・ユース部門があり門戸は広めです。入場無料・一般公開のため、まず聴きに行って雰囲気を確かめるのもおすすめです。

⑫ あおによし音楽コンクール奈良

 「すべてのひとに開かれた音楽コンクール」を掲げ、プロを志す若手からアマチュアまで、年齢・学歴・国籍を問わず参加できます。チャレンジコース・パラリンコースが併設されており、ブランクのある方や障がいのある方も気軽に参加できる設計です。

主催あおによし音楽コンクール奈良(旧・いかるが音楽コンクール/2013年 奈良県斑鳩にて設立)
直近2年の開催日第12回(2025年)/第13回(2026年)
第13回の一般ステージ 奈良予選は出場者募集が2026年6月30日(火)まで、予選はムジークフェストなら2026の一環として開催(観覧は申込不要・入場無料)。
受賞者披露演奏会は住友生命いずみホール(大阪)で開催されました。
次回の開催日第14回は未発表(2026年8月時点)。
例年の流れから2027年春に要項発表、6月頃エントリー締切、8月に予選、秋に本選と推測されます。
出場要件年齢・学歴・国籍不問。
プロフェッショナルステージ:管楽器は満35歳以下
一般ステージ 管楽器(木管/金管):小学生/中学生/高校生/一般/一般最上級
チャレンジコース・パラリンコース:年齢制限なし
※現役音大生等はプロフェッショナルステージへ。ただし大学での専攻以外の楽器で出場する場合は一般ステージも可
審査方式・課題曲一般ステージは自由曲。チャレンジコース・パラリンコースは演奏時間を5分・8分・10分・13分から選べます(チャレンジアドバンスは5分のみ)。
管楽器部門の審査委員長は日髙剛氏(東京藝術大学准教授)。アドヴァイザーに新田幹男氏(NHK交響楽団首席トロンボーン奏者)。
参加費(出場費)要確認(年度の募集要項でご確認ください)
伴奏の依頼要確認(募集要項でご確認ください)
もらえる賞各部門の順位・入賞
受賞者披露演奏会への出演
開催地域奈良県(斑鳩・法隆寺周辺ほか)/大阪/2026年からは東京予選(杉並公会堂小ホール)でも管楽器部門を開催
難易度★★☆☆☆ 「音楽に真摯に向き合う方」を対象とした温かい理念のコンクールで、ブランクから再開した大人の方にも向いています。

その他サックスで出場できるコンクール(4大会)

 上記のほかにも、サクソフォーン部門を設けているコンクールがあります。それぞれ特色があるので、目的に合わせて選択肢に加えてみてください。

日本国際音楽
コンペティション
(JIMC)
2022年創設。全6部門・9カテゴリを擁し、ソロからアンサンブルまで参加できる門戸の広さと、全出場者への詳細なフィードバックシート配布が特色です。文部科学省の後援を受け、グランプリには文部科学大臣賞が授与されます。2026年(第5回・設立5周年大会)では31〜40歳を対象とした「マスターズ」カテゴリが新設され、各部門の優勝者には2027年2月開催の5周年記念ガラコンサートへの出演権が贈られました。
難易度:★★★☆☆
日本奏楽
コンクール
年齢・国籍不問(年齢指定がある部門を除く)。予選はYouTube限定公開による映像審査、本選は東京で開催されます。国内外の演奏家・教育者が審査し、海外審査員からの講評も受けられるのが特徴です。複数部門への参加も可能(部門別に申込)。2026年は第8回大会でした。
難易度:★★★☆☆
“万里の長城杯”
国際音楽コンクール
サクソフォンを含む多数の楽器部門を擁する国際コンクール。2026年は第28回大会でした。詳細は公式サイトでご確認ください。
難易度:★★★☆☆
ASIS全日本学生
国際ソロコンクール
(管打楽器部門)
主催は一般社団法人 国際親善音楽交流協会。管楽器・打楽器の独奏によって技能向上を図り、国際的に活躍する人材育成を目指すコンクールです。サクソフォーンを含む13種の管打楽器が対象で、楽器の種類(アルト・テナー等)は問いません。審査員にはサックスの齊藤健太氏らが名を連ねます。2026年は第6回大会でした。
難易度:★★★☆☆
■ 誤解しやすいポイント

日本音楽コンクール(毎日新聞社・NHK主催)にサクソフォーン部門はありません。管楽器部門は3年ローテーション制で、A組(オーボエ・フルート)/B組(チェロ・ホルン)/C組(クラリネット・トランペット)となっています。

日本演奏家コンクールの木管楽器部門はフルート・クラリネットのみで、サクソフォンでは出場できません。名称が似ているコンクールが多いため、申込前に対象楽器を必ずご確認ください。

はじめてのコンクール|4ステップの選び方

 いきなり最難関を目指す必要はありません。段階を踏んで「出場する経験」そのものを積み重ねることが、結果的にいちばんの近道になります。心理学でいう「スモールステップの原理」——達成可能な小さな目標を積み上げることで自己効力感が高まり、次の挑戦への意欲が生まれるという考え方です。

STEP 1
はじめての1回目
管楽器コンクール in 神戸(KOSMA)
予選なし・暗譜不要・自由曲。12歳以下クラスから参加でき、県知事賞・市長賞といった公的な賞も狙えます。「ステージで一人で吹く」という体験そのものが目的の段階に最適です。
STEP 2
近くの会場で腕試し
日本クラシック音楽コンクール/全日本ジュニアクラシック音楽コンクール/あおによし音楽コンクール奈良/大阪国際音楽コンクール
全国各地に会場があり、居住地から選べます。予選→本選→全国大会という段階を体験でき、直筆の講評がもらえるのも大きな学びになります。
STEP 3
動画で全国に挑戦
ナゴヤサクソフォンコンクール/Kサクソフォーンコンクール/全日本管楽コンクール
予選が動画審査なので、遠征の負担なく全国レベルの審査を受けられます。録画は何度でも撮り直せるので、練習の成果を最良の形で提出できるのも利点です。
STEP 4
サックス専門の頂点へ
ジュニア・サクソフォーンコンクール/日本ジュニア管打楽器コンクール/横浜国際サクソフォーンコンクール
そして最終的に日本管打楽器コンクール(38歳以下)へ。審査員がすべてサックス奏者・管楽器奏者という環境で、本格的なレパートリーに挑みます。
■ コンクール準備で押さえておきたい3つのこと

① 演奏時間の規定は「入退場を含むか」を必ず確認。大会によって扱いが異なります。超過が減点や失格につながる大会もあります。

② 伴奏の手配は申込と同時に。公式伴奏者の依頼は「予選エントリー時のみ受付」という大会が多く、後から追加できないことがあります。

③ 予選と本選で参加費が別々にかかる大会がほとんどです。予選通過後の費用も含めて、事前に総額を見積もっておきましょう。

よくあるご質問

Q.サックスを始めたばかりですが、コンクールに出られますか?

A. 出られます。予選がなく本選一回のみ、暗譜も不要で、自由曲・演奏時間5分程度で参加できるコンクールがあります。代表的なのが「管楽器コンクール in 神戸」で、12歳以下クラスから設けられています。また日本クラシック音楽コンクールのように未就学児から一般まで年齢区分が細かく分かれ、基準点を超えれば合格という方式のコンクールもあり、順位争いではなく自分の到達度を確かめる目的で挑戦できます。

Q.遠方に住んでいますが、都市部のコンクールに出場できますか?

A. できます。近年は予選を動画審査で行うコンクールが増えています。ナゴヤサクソフォンコンクールは全部門の予選が録画審査、全日本管楽コンクールは予選が動画提出のみ、Kサクソフォーンコンクールは予選・本選ともに動画審査を選べます。まず動画で予選を通過し、本選のみ現地に向かう形にすれば、移動と宿泊の負担を大きく減らせます。

Q.ピアノ伴奏者はコンクール側に依頼できますか?

A. コンクールによって異なります。ナゴヤサクソフォンコンクール、Kサクソフォーンコンクール、管楽器コンクール in 神戸などは公式伴奏者への依頼制度があり、申込時に別途伴奏依頼料を支払うことで手配してもらえます。一方、ジュニア・サクソフォーンコンクールのようにピアニストは各自で用意する規定のコンクールもあります。また無伴奏曲を選べば伴奏者なしで出場できる大会も多いため、選曲の段階で確認しておくと安心です。

Q.コンクールの参加費はどれくらいかかりますか?

A. 大会と部門によって幅がありますが、ジュニア向けの部門でおおむね5,000円〜20,000円程度が目安です。予選と本選が分かれている場合は、予選参加費に加えて本選参加費が別途必要になるのが一般的です。このほかピアノ伴奏を依頼する場合の伴奏料、会場までの交通費、楽譜代なども見込んでおくとよいでしょう。最新の金額は必ず各コンクール事務局の公式要項でご確認ください。

Q.どんな曲を選べばいいですか?

A. 多くのコンクールが自由曲制なので、「規定時間内に収まり、今の実力で最後まで音楽的に演奏しきれる曲」が基本です。難曲に挑戦して破綻するより、少し余裕のある曲を丁寧に仕上げたほうが評価は高くなります。選曲の具体例は「アルトサックスのソロコンクール曲25選」で難易度別に解説していますので、あわせてご覧ください。

まとめ|コンクールは「順位」ではなく「経験」を取りに行く場

 コンクールの本当の価値は、順位ではありません。締切に向けて逆算して練習を組み立てる力本番の緊張のなかで実力を出す経験、そしてプロの審査員から直筆の講評をもらえる機会——これらは日々のレッスンだけでは得られないものです。

 行動経済学では、人は「締切がある」というだけで行動量が大きく変わることが知られています。コンクールの申込は、まさにその締切を自分で設定する行為です。結果がどうであれ、申し込んだ時点から練習の質は確実に変わります。

 まずはこのページの早見表から、「今の自分が出られる大会」を1つ見つけてみてください。そこが、次の一歩のスタートラインになります。

サックスのレッスンについて

 TOKYOミュージックカラー音楽教室では、幼稚園年長から大人まで、初心者の方もサックスのレッスンを受講いただけます。コンクールへの挑戦を目標にしたレッスンにも対応しています。詳しくは「サックスレッスンについて」をご覧ください。

 また、ソロコンテストやコンクールの選曲でお悩みの方は「アルトサックスのソロコンクール曲25選(難易度別)」もあわせてご参照ください。中学生向け・高校生向け・音大受験向けに分けて、演奏時間・カットの方法・出版社まで紹介しています。

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監修・調査情報

監修:株式会社ミュージックカラー音楽教室

調査日:2026年8月16日

執筆日:2026年8月16日

最終更新日:2026年8月16日

本ページは、各コンクール主催者の公式サイトおよび公表要項をもとに作成しています。掲載内容は調査時点のものであり、その後変更されている可能性があります。お申し込みの際は必ず各コンクール事務局の公式サイト・最新要項でご確認ください。

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